当院では赤色LEDを頭皮に照射し、細胞を活性化させ発毛を促します。男女を問わず治療可能であり、飲み薬などと合わせて治療を行うことで、さらなる効果が期待できます。
- このようなお悩みをお持ちの方は当院にご相談ください。
- 髪のボリュームが少なくなった
- 抜け毛が多い
- 分け目が気になる
- 髪が細くなった
- 生え際が後退した気がする
- 飲み薬などで発毛治療をしているが、効果が薄い
- 髪の毛が特定の箇所だけ薄くなった(円形脱毛症)
脱毛症の種類と原因
脱毛症には様々な種類があります。
脱毛症とは、なんらかの原因で抜ける毛髪が多くなってしまう状態のことを指します。脱毛症には様々な種類があり、また誘因も異なってきます。
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男性型脱毛症
遺伝的になりやすい人に、男性ホルモンの作用で引き起こされます。
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女性型脱毛症
女性にも男性型脱毛症は起こり、女性型脱毛症と呼ばれています。
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円形脱毛症
毛の組織を外敵とみなして自分の免疫が攻撃をしかけてしまうことによって生じます。
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牽引性脱毛症
ポニーテールなど、髪を長期間引っ張り続けることが原因です。
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脂漏性脱毛症
皮脂が多い部分で頭皮が炎症を起こしてしまうと脂漏性皮膚炎という状態になりますが、同時に脱毛を起こすこともあります。
当院の院長は、発毛を専門に扱っているため、的確な治療を行うことが可能です。
赤色LED治療の3つの特徴
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- 痛みのない治療
- 赤色LEDを照射することで毛根にある「毛母細胞」を活性化させ、発毛を促します。
火傷などのリスクはなく、安全に治療をすることができます。
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- 薬の服用と同時に治療が可能
- 赤色LEDは副作用がないため、プロペシア等の投薬と併用しての治療が可能です。通常の発毛治療よりも高い効果が期待できます。基本的に併用薬の制限はありません。
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- 日常生活の中での治療
- 赤色LEDによる治療は、日常生活に支障をきたすことはありません。治療後すぐに散髪をすることもシャワーに浴びることもできます。会社帰り等で夜しか通院できないという方でも安心して治療を受けることができます。
治療にかかる費用
1回につき1,500円(税込)回数は週1回が標準です。
赤色LEDによる脱毛症治療は、当院の院長が大阪大学寄附講座准教授時代に開発したものです。
LEDには傷を治したり皮膚の色素沈着を取り除くといった効果があるという事はすでに報告されていましたが、毛根にある「毛乳頭細胞」を活性化させる効果があることを発見しました。
赤色LEDの光は波長が長く、毛乳頭細胞のような皮下の深部にある細胞までを活性化させ、発毛を促進させることが可能です。
効果検証のためにヘアサイクルが休止期に入っている複数のマウスを対象に、2~3日おきに赤色LEDの光を照射する実験を行ったところ顕著な変化を確認することができました。
赤色LEDを照射していないマウスの皮膚の色が2週間経っても白いのに対し、照射したマウスは毛が生え、黒く色づき始めていました。
毛が生えている面積を計測すると、統計的な意味で毛が成長していることがわかりました。
超狭帯域赤色LEDによる育毛効果(ラットによる実験データ)
人体に応用した場合にも痛みや副作用はないため、レーザー治療や紫外線治療を上回る安全性の高い治療であると言えます。
今後も、毛乳頭細胞で起こっている毛の成長のメカニズムの解明に尽力し、赤色LEDを使用した脱毛症治療の効果をさらに高いものへとするための研究を続けます。
引用文献
Fushimi T, Inui S, et al: Narrow-band red LED light promotes mouse hair growth through paracrine growth factors from dermal papilla. J Dermatol Sci 64: 246-248, 2011.