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第2回 OSAKA Dermatology Clubで座長を務めました。
12月19日(土曜日)は第2回 OSAKA Dermatology Clubで座長を務めました。この会は阪大皮膚科同門の先生を中心とした研究会です。
わたしが座長を務めさせて頂いたのは、東皮フ科医院 院長 東禹彦先生(元市立堺病院副院長)による「爪甲の白濁する爪疾患の診断と治療」というご講演でした。先生の長年の爪診療のご経験をクリアカットにわかりやすくご解説頂き勉強になる点が多くありました。クリニックを開業された後も爪床形成術などの難手術をされているのに驚きました。わたしが大学院生の時、市立堺病院で皮膚科部長をされていた先生の下へ非常勤医師として派遣され勉強させて頂きました。それから20年以上経った今も講演を拝聴し指導を受けることができるのは本当にありがたいことです。
また当日は藤本学阪大皮膚科教授の座長により、西宮市立中央病院 熊野公子先生(元兵庫県立がんセンター皮膚科部長)が「ハンセン病で想うこと」というタイトルでご講演されました。先生はハンセン病の臨床、研究をライフワークとしてずっと継続されておられますが、魂のこもった感動的なご講演でした。ハンセン病は感染症として重症の方が後遺症が少なく、感染症として軽症の方が後遺症が重くなるという点を強調されていました。アフガニスタンで活躍された中村哲先生とも一緒に活動されていたとのこと、中村哲先生のお言葉が載ったカレンダーをプレゼントして頂き恐縮致しております。
お二人ともますますお元気で今後も我々をお導き頂きたいと思った次第です。